2024-08-21 悩む前に大腸カメラ検査 消化器内科 女性の下痢・便秘・腹痛 40代 更年期(50代~) [このページのコンテンツを編集する] 当てはまる方は早めに大腸カメラ検査を受けましょう 検診にて便潜血反応陽性を指摘された方 血便が見られる方 これまでに大腸ポリープが発見された方 何かしらのがんを発症したことがある方 慢性の大腸炎疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)にかかっている方 40歳以上で、血縁者に大腸がんを発症した方がいる 40歳以上で、いままで一度も大腸カメラを受けた経験がない方 当てはまる方は早めに大腸カメラ検査を受けましょう 大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)について 大腸カメラ検査とは 大腸カメラの特徴 特徴1経験豊富な内視鏡専門医による大腸カメラ 特徴2 苦しまずに受けていただけるよう配慮して検査を行っています 特徴3 最新の高度な技術力を持つ内視鏡システムを採用 特徴4 しっかりと丁寧に観察します 特徴5 検査中に見つけた大腸ポリープの切除に対応 特徴6 土曜も大腸カメラ検査が対応可能 特徴7 ストレッチャーで寝た状態でリカバリースペースへ移動 特徴8 徹底的な洗浄・消毒で感染予防 大腸カメラ検査で発見できる疾患 大腸カメラ検査で発見できる代表的な疾患 大腸カメラ検査を受ける目安 以下のような方は早めに大腸カメラ検査を受けましょう 大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)について 大腸カメラ検査とは 大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は下部消化管である大腸全体の粘膜を内視鏡を用いて観察できる検査です。内視鏡スコープの先にはカメラと明るい光源が搭載されており、画像処理、特殊な波長の光、拡大技術を用いることでわずかな病変も見つけられます。また、内視鏡検査時に見つかった異常は検査中に組織を採取でき、顕微鏡の検査へ提出することで診断まで繋げられます。将来的にがん化する可能性のある大腸ポリープを見つけた場合は、検査中に切除して大腸がんの発症を予防する日帰り手術を行えます。後日改めて手術を受ける必要がなく、検査前の食事制限も一度で済み、入院も不要です。また、大腸カメラ検査で止血も行えるため、数多くの大腸疾患の診断、治療、処置を行えます。 当院は数多くの内視鏡検査と治療の経験を積んだ専門医が検査を担当します。高度な技術を活かせる最先端の内視鏡システムを採用しているため、負担を抑えた高精度な検査を短時間で行えます。また、当院では鎮静剤を使用してウトウトした状態で検査を行える検査を行っています。 大腸カメラの特徴 特徴1経験豊富な内視鏡専門医による大腸カメラ 当院では数多くの内視鏡検査や手術を経験してきた日本消化器内視鏡学会専門医が全ての検査を行うので安心して検査が受けられます。高精度な検査を短時間で終わらせ、つらさやストレスをできる限り軽減し、患者様の肉体的・精神的な負担を減らしつつ、適切に検査を行うように努めています。検査と同時に行うポリープ切除も、状態に応じた方法で速やかに対応しています。 特徴2 苦しまずに受けていただけるよう配慮して検査を行っています 鎮静剤を使用してウトウトした状態で検査を受けていただくことが可能で、痛みや不快感、苦しみをほとんど感じません。また、高度な無送気軸保持短縮法によってスコープを挿入していき、できる限り負担がかからないように検査を行います。腸管の過長症や癒着などの問題がなければ、通常は3分程度で盲腸まで届きます。そして、大腸全体を観察し、事前にポリープ切除の同意があれば、検査中に切除可能なポリープが発見された場合はその場で切除します。当院ではスコープの先にフードを付けて、見えにくい部位を簡単に確認できるようにしています。また、スコープは最先端の受動湾曲機能を備えており、腸管を圧迫しにくいです。このように様々な点を工夫することで、負荷が少なく高精度な検査を短い時間で終わらせられます。検査で鎮静剤を用いた場合は、検査が終わった後はすっきり眼が覚めるまで休憩していただきます。リカバリースペースは声が届くところにスタッフがいるので、何かあればご遠慮なくお声がけください。 特徴3 最新の高度な技術力を持つ内視鏡システムを採用 当院では、世界初の技術が備わった最新の内視鏡システムを使用しており、微小な変化を強調して表示できるので、わずかな病変も見逃しません。粘膜微細模様、粘膜表層の毛細血管の分布をわかりやすく画像処理することで見逃しの無い診断をサポートします。粘膜表面の模様の変化や毛細血管の増え方を観察することで、見逃しやすい初期のがんも発見することができます。観察モードは、持ち手部分に切り替えボタンが設置されているので、検査中も片手で簡単に切り替え操作を行うことができます。 特徴4 しっかりと丁寧に観察します 大腸は長く湾曲した臓器であり、経験豊富な専門医でも細かい部位まで見落としなく観察するためには最低8分は必要です。これ以上短くすると、病変の特性を見極めて平坦なポリープや小さな早期がんを見つけられません。大腸カメラの検査時間が6分以下になると見落とす確率が高まると海外でも報告されています。大腸カメラ検査はまず1番奥までスコープを挿入してから、手繰り寄せながら観察していきます。当院では、挿入時間を含めると合計約10~15分かけてしっかり観察していきます。 特徴5 検査中に見つけた大腸ポリープの切除に対応 大腸ポリープは放っておくとがんになる恐れがありますが、ポリープの時点で切除すれば大腸がんの発症を予防可能です。当院では大腸カメラ検査中に見つかった大腸ポリープは、検査中に切除する日帰り手術に対応しています。なお、ポリープ切除時の出血や術後出血のリスクが高いと判断した場合、止血クリップを使った処置を行います。クリップは便と一緒に体外に出ていくので、クリップを回収するために来院いただく必要はありません。ただし、ポリープのサイズが大きい場合や数が多い場合は、入院して治療を行わなくてはいけませんので、連携先の高度医療機関をご案内いたします。 特徴6 土曜も大腸カメラ検査が対応可能 当院では土曜も大腸カメラ検査を実施しております。検査中に大腸ポリープを切除できます。平日にご都合がつかない方も遠慮なくご相談ください。 特徴7 ストレッチャーで寝た状態でリカバリースペースへ移動 当院では鎮静剤を使用した内視鏡検査はストレッチャーに寝ていただいた状態で実施し、終了すると寝た状態でリカバリースペースまで移動します。検査後もそのままの体勢で、起き上がらなくても良いのでご安心ください。リカバリースペースは何かお困りごとがあればスタッフが速やかにかけつけますので、ゆっくりとお休みください。 特徴8 徹底的な洗浄・消毒で感染予防 当院では、全てのスタッフが感染症予防を徹底して院内の衛生環境を維持しているので、患者様も安心して受診いただけます。検査で使用する器具や内視鏡機器はしっかりと消毒・洗浄しており、使い捨て可能な物品は全てディスポーザブル製品を使用しております。処置具は、内視鏡学会で決められた厳格な基準に沿って、殺菌、洗浄した物品をそれぞれの検査で使っています。 大腸カメラ検査で発見できる疾患 血便、下痢、便秘などは少し体調を崩した時や痔などの良性疾患でも見られる症状です。しかし、潰瘍性大腸炎やクローン病などの難病指定されている疾患や大腸がんなどの重大な疾患でも同じような症状が見られます。大腸カメラ検査は早期の大腸がんをはじめ、数多くの大腸疾患の診断を確定できます。粘膜を見ることでそれぞれの疾患に特有の異変がないかを確認し、疑わしい部位の組織を採取して病理検査を実施すれば診断を確定できます。また、病変がどの程度広がっているかなど、状態を正しく認識できるので、より的確な治療を行えます。 最近では大腸がんの罹患者や死亡者が増加傾向ですが、大腸がんを早い段階で見つけられる検査は大腸カメラ検査のみです。大腸がんは早く見つけられれば負担の少ない治療で治癒が期待できます。大腸がんは治療せずにそのままにしていた大腸ポリープから発症することが多いですが、大腸カメラ検査を行えば微細なポリープも見つけられます。また、検査中に見つけた場合も日帰り手術として検査中に切除でき、大腸がんの発症を防げます。 大腸ポリープや初期段階の大腸がんは症状が目立たないため、大腸カメラ検査を受けて早期発見に努めましょう。40歳を迎えると前がん病変である大腸ポリープを発症しやすくなるため、大腸カメラ検査の受診を推奨します。当院では経験豊富な医師が、最先端の内視鏡システムを用いて苦痛を抑えて検査を実施しております。 大腸カメラ検査で発見できる代表的な疾患 内痔核 クローン病 潰瘍性大腸炎 肛門ポリープ 大腸ポリープ 大腸がん 直腸粘膜脱症候群 直腸潰瘍 遺伝性非ポリポーシス大腸がん(HNPCC) 遺伝性大腸腺腫症(FAP) 直腸カルチノイド 大腸憩室症 虚血性大腸炎 大腸メラノーシス など 大腸カメラ検査を受ける目安 大腸がんは死亡者数や発症者数が増え続けている疾患ですが、早く見つけられれば生活に差し支えないような治療で治癒が期待できます。しかし、早い段階では目立った症状が現れないので、早期大腸がんを見つけられるただ1つの検査である大腸カメラ検査を、一度受けることをお勧めします。また、大腸がんの大半は、長い間放っておかれた大腸ポリープががん化することで生じるため、ポリープの時点で切除できればその後の大腸がんの発症を防げます。50歳を越えると大腸がんを発症しやすくなりますが、がんは大腸ポリープからゆっくりと発症するので、40歳を迎えたら大腸カメラ検査を受診することを推奨します。若い方の場合は、血便が見られる方は大腸がん以外の炎症性腸疾患などの腸の病気の可能性があるので、早めに受けましょう。また、大腸がんになった方が血縁者に複数いる方などは、遺伝的に大腸がんを発病しやすい可能性があるため、20代のうちから大腸カメラ検査を受けましょう 。 以下のような方は早めに大腸カメラ検査を受けましょう 検診にて便潜血反応陽性を指摘された方 血便が見られる方 これまでに大腸ポリープが発見された方 何かしらのがんを発症したことがある方 慢性の大腸炎疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)にかかっている方 40歳以上で、血縁者に大腸がんを発症した方がいる 40歳以上で、いままで一度も大腸カメラを受けた経験がない方